Google、DNA解析計画に出資

Google、ヒトのDNA解析計画に出資
http://jp.techcrunch.com/archives/google-invests-in-dna-sequencing-project/

このニュースを読んで、2000年頃話題になった米セレラ社のヒトゲノム解読計画を思い出した。うちにもバイオインフォマティクスの研究をやってる人たちがいますが、バイオの分野は最新のコンピュータ技術と組み合わせることでまだまだできることがたっくさんありそうですね。

それにしても、Google Healthといい、今回の出資計画といい、Googleはいよいよヒトの医療情報までにも手を伸ばしてきましたね。ちょっと不気味に感じる反面、それが難病の解明や新しい医薬の開発に繋がればいいですね。

医療の分野ってほんと情報化が進んでいるようで進んでいないようです。病院内では高度にシステム化されていても、それを外部と繋げてシームレスに情報共有やカルテの開示まではなかなか行かないみたいですね。もちろん、センシティブな情報の塊なのでそう簡単には行かないのでしょうが。

マイクロソフトが昨年この分野へ進出していますが、果たしてうまくいっているのでしょうか?(Microsoft Health Vault - http://www.healthvault.com/

私は数年前に病気で父親を亡くしているのですが、そのときにとっても歯痒い経験をしました。ちょっと特殊な病気だったのですが、住んでいた地域にその病気のスペシャリストがいなかったために、十分な医療サービスが受けられませんでした。専門領域が近い先生が担当していましたが、やはり専門ではないだけに病気に関する情報も不足していたのだと思います(ここは推測ですが)。私たち患者の側も自ら病気に関する情報を入手すべく書籍を当たってみたり、詳しい知人に聞いてみたり、ネットで調べたりしました。

医療という専門的な領域の情報が、自分の健康状態と含めて、ネットを通して分かり易く提供されるといいですね。また、もっと身近な所で、例えば日々必要な運動や必要な栄養素等を気軽に管理できたらいいですね。確かWiiで健康管理ソフトみたいのがありましたっけ。

話がちょっと違う方向に行ってしまってすみません。。。